A Space for the Unbound 心に咲く花

 以前から気になってたゲームで何時の間にか買って積まれていたので、ちょっとやってみました(‘∀`)
 インドネシア産のゲームで開発元はMojiken、ハブリッシャーはCoffee Talkシリーズでも知られるToge Productionsなのがポイントですね。

 ストーリーは短く書くと「思春期を経て大人の階段上がります」な内容です。小中高で思春期らしい「やらかし」をしたり、してるのを間近で見た経験のある人には響くかも。
 言い返せば「黒歴史」を掘り起こすような内容でもあるので、その辺りのメンタルが弱い人にはあまりお勧め出来ませんが…。

 ゲームとしてはピクセルアートな2D横スクロールなマップ中をあっち行ったりこっち行ったりしつつ、相手の心の中に入ったりしながら進めていく感じです。
 舞台は90年代のインドネシアの田舎町って感じで、異国情緒はあるモノの日本のあの頃にも似た雰囲気があったりして佳し。

 が、パズル要素に加えて、某格ゲー簡易版的なコマンド入力なアクションもちょいちょいあります。
 アクションの難易度はゲームクリアするだけなら簡単ですが、一部の実績解除をしようとするには結構コマンド入力が厳しい場面があって、個人的には左手用ゲームパッド付属のマクロ機能で突破しました…普通のXboxのゲームパッドならそんなことしなくてもいけそうですが…。

 全体的には良く出来ていて面白かったゲームなんですが、ゲーム中のチェックリスト全部埋めないと、エンディング後のエピローグが出てこないのがちょっと難易度高いのが…Steamでの実績達成率が6.5%と、見てない人が多い(´・ω・`)
 まぁ、想像の範囲内のエピローグなので、見なくても充分ではありますが…見たいなら攻略情報を頼る必要があると思います。 

 先にも書きましたが、かなり精神的に来るお話でもあるのでそういうのが弱い人にはあんまりお勧め出来る作品ではありません。
 少し文化的な違い(イスラム教)もありますが…思春期ってどこの国でも似たり寄ったりなのが分かる作品でもありますから、共感度はとても高く、基本的にはお勧め良作だなと思いました。

投稿者: しらいし じゅん

趣味に奔る人ですε=ε=ε=┌(;゚∀゚)┘

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