K-3Ⅲ生産完了で、どうなるPENTAX

 自分はあんまり心配してませんが…何故かというとK-3Ⅱ→Ⅲの時にかなりの空白期間があったから。

 K-3Ⅱは2015年4月23日発表、5月22日発売で、2018年2月2日に正式に生産完了品になってますが、その前年2017年1月10日辺りには既にディスコンで在庫分のみだったかなと。
 これ、K-1/K-1Ⅱにラインを譲るためだったんじゃ無いかと思っています。

 初代K-3からK-3Ⅱの場合は「切り換え」や「移行」という言葉に出来るほど間が無かったんですが、K-3Ⅱの終わりからK-3Ⅲの発表(2021年3月31日)・発売(4月23日)まで、正式なカタログ落ちで3年、前年には既に…が現実だとすると、4年も間を空けているのです。
 発売日だけで考えると約6年も掛っています。


 で、その間のAPS-Cフラグシップの座はKPが守っていました(^_^;)

 KPは本来、K-S1等のようなコンセプトモデルとして出す予定だったんですが、K-3Ⅱを早目に終わらせた為に(一時的にAPS-Cのフラグシップになるので)急遽バッテリーグリップを用意させる為に底面を設計変更したというハナシを何処かの記事で読んだ記憶があります。

 この様な「間を置く」事は最近のPENTAXではしばしば見受けられます。
 smc FA50mmF1.4のディスコンの時もそうで、切り換えるなら間を空けない方がいいのに、HD版とClassic版が出るのに一月くらいの間がありました…。
 …分かってたらもう一本買っておこうなんて思わないのに(^_^;)

 今回もそうなのでしょうか?
 もうそんな余裕もないと思いますが…。

 K-3Ⅲ自体もPENTAX 17やMonochromeを出す時点で、ほぼほぼ生産に区切りが付いていたんじゃないでしょうか。
 だってあんな事(Nikonのレフとかまだ残っている店頭から姿消したり、新宿から所沢に移したり)したら売れるわけ無いじゃん…細々長々と在庫分を売り続けて、在庫が無くなる目処が立ったから生産完了で流通在庫分のみって感じになってるのかなと。

 でもK-3ⅢMonochromeは続けると…とはいえ、こっちもあと何度かくらいは小ロット生産出来るくらいしか部品残してないんじゃ…(^_^;)?


 という感じだと、「K-3Ⅳが仮に出るとしてもまた何年も待たせるのか」「大丈夫なのか今後のPENTAX」…って思いますよね。

 あと、APS-C用のレンズもHD・PLM化したDA★16-50mm以降、出ていません…新50-135mmの噂も立ちませんし…APS-Cは実質的に終了させる気があるのでは…なんて邪推も出来ます。

 ブランド違いですがGRだってⅣになるハナシも無いですし。
 GRⅢが相変わらず売れているから、そっちの生産ラインを増やすためにK-3Ⅲを終わらせたのでは…とも考えてしまう(‘A`)

 兎に角、個人的には2026年まではK-1Ⅱ後継機(又はコンパクトなフルサイズ機)を待つことにしています。28年でもいいけど。
 それ以上は待てませんね…歳だし。


 兎に角、こんな調子だとより一層見限られてしまうのは目に見えているかなと思うのですが…ちゃんと続ける意志があるなら「新しいレフ機開発中(だけど間が出来ちゃいます)」くらいアナウンスしてもいいと思うんですよ。
 どうせもう何処も新規でレフ機は作らないんだから。

 あとPENTAX自体も生き残るためならば、何かをした方がいいと思うんですよね。
 例えばL-mountアライアンスに参加してL-mountレンズを出すとか。Mマウントでもいいけれど。

 んー。
 K-3ⅢもMonochromeと同じように小ロット生産品にすれば良かったんじゃないかな…無理か(゚∀゚)


2025/01/19追記です。
 KP+バッテリーグリップの画像のつもりがK-3Ⅲ+バッテリーグリップになってたのを直すついでに少し修正。と、もう少し書いておこうかなと。

 今のPENTAXの生産体制はフィリピン工場を閉めた為に規模が低減していると思われます。今はベトナム工場だけかな?
 K-3ⅢもMonochromeからはMade in Vietnamになってますので…あと検索したら23年に新品で買ったK-1Ⅱもベトナム製になってたというハナシ(PENTAX K-1 Mark II(今更) | sabitori.com)も見受けられます。

 ということは、K-1Ⅱはもう暫くは続くのかなと考えられます。
 まだ続けるなら新品買っておこうかな(^_^;)

 K-1Ⅱとは違ってK-3Ⅲはフィリピン工場閉鎖を機に、生産自体も終わらせていた可能性がありますね。
 最終ロット近くのK-3Ⅲ見てみないと分かりませんが、残りのパーツを使ってベトナムでMonochromeにしているのかな。

 このK-1Ⅱは残してK-3Ⅲを終わらせた理由が分かりませんね…。
 予想できるのは、販売価格の下落が大きすぎて一番利益が出にくいカメラになったから。くらいですかね。

 ともかく、今はGRⅢの生産が追い付かないくらいベトナム工場は忙しいようで、この事自体は良いことなんですが…。
 多分にK-1ⅡよりもGRⅢの方が「売れまくってるんだから後継機なんかまだいらんだろ」って筋も見えてくると、今回の件であんまり悲観的にならなくても良いという結論に達しました。
 PENTAX 17も順調の様ですし。

 ここで出て来る将来の可能性としては、
 「K-1Ⅱ後継、GRⅣはもう少し先」
 「次のカメラが出る可能性は高いが、間が空く(半年~数年)」
 「Monochromeはパーツの残量次第(次のカメラはこのタイミングかも)」
 かな。あくまで予想ですが。

 この次のカメラっていうのが、何になるのかは分かりませんし、買う側としては年齢も重なってきて「待っていられない」んですよね。
 うーん、もどかしいなぁ(‘∀`)

投稿者: しらいし じゅん

趣味に奔る人ですε=ε=ε=┌(;゚∀゚)┘

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