ということで7/7の七夕にヨドバシ.comでブラックを予約注文、発売日に届きました。
まぁなんというか…PENTAXでいう所のKPみたいな感じです(撮影はKPでやりました)。
先ず外観はプラスチッキーです(‘∀`)
縦グリ用端子カバーがありません。
軍艦部上面のOM-5Ⅱはプリントです(E-M5Ⅱは刻印墨入れだったかと)。
先代もそうでしたがペンタ部のホットシューが目立ってデザイン的に微妙。E-M5系のが良かったような。
グリップ部がE-M5より大きく深くなっていて、サムレストもよし。
要するに全体的にちゃっちくなりました。OM-3の登場で、5系は下手にコスト掛けるよりもコスパとコンパクトさを優先させたモデルになりましたね。10系に近付いた感じというか。
やっとUSB Type-Cにも対応し、星空AFとか深度合成も出来る様になったのは購入動機の1つですね。

大きさ的にはG100Dより一回り弱大きい程度。
やっぱりね…このコンパクトさ加減がいいんですよ、MFTは。
5系統はG100D比で一回り弱ていどの大きさで、前後ダイヤル付いてます。
あとOM-5Ⅱを買った理由に、E-M5Ⅱの調子が悪くなったってのがあるんですが、何となくSDカードとかバッテリー周りかもなと思ったりまったり。
バッテリーはBLS-50で、E-PL1sのBLS-5と同じ形状で充電器が共用出来ます。多分に容量だけ違うのかな…一応BLS-50は1個追加しておきましたが。
作例はその内になると思います。夏に入るとあまり撮らなくなるので(^_^;)
あと気になるところはEVFですが…G100D(S5と同じEVF)と同じ画素数なのに、何か見難いような…と昨日は思ったんですが、今覗くと普通に感じたりと「???」になってます。
多分白内障の進行を遅らせる目薬を使ってるせいかもしれません。
ただEVF内の文字やアイコンなどの表示が荒いとは感じます。
メニューUIはE-M5Ⅱ比では新しいモノになっていて、使い勝手は良くなってMyメニューなんていう良く使うのを登録できる様にもなってますね。バナ機にもあってこれは佳し。
電子接点がないレンズを予め焦点距離・絞り・レンズ名で登録できるのもいいですね。
G100Dとの相違点をざっと纏めると
OM-5Ⅱ | G100D | |
コスパ | 普通 | かなり良い |
コンパクトさ | 良い | 最良(現行機として) |
IBIS | 有り | 無し |
SSWF | 有り | 無し |
防塵防滴 | 有り | 無し |
内蔵フラッシュ | 無し | 有り |
ハードUI | ミドルクラス | エントリークラス |
メニューUI | ○ | ○ |
G100Dは抜群のコスパと現行機では最高の携帯性を持ったお手軽機。
コンパクトさ故のIBISが無い点が泣き所で、交換レンズもOISが多いパナ製がお勧めになるが、基本的にはキットレンズ付けっぱなしになる。
OM-5ⅡはOLYMPUS由来の長所であるアウトドアユースに耐えらる、本来MFTカメラが持つべきコンパクトさの中では最高性能のミドルクラス機。
PENTAX使いからすれば、K-5系とかKPあたりかな。

因みに外箱や梱包材などはかなり簡素になってます。お家事情もあるけれど今時さでもありますかね。
OM-3の発売後からあまり時間を置かずにリリースしてくれたのも好印象。
アウトドアユースを意識してのサンドベージュに人気が集まってるようだけど、ヨドバシ.comでも発売日7/18はボディのみのサンドベージュがお取り寄せ状態になっていた。
7/20午前時点ではブラックボディ、サンドベージュのレンズキットも取り寄せになっていたので、元からのMFTユーザーが買ってる感じの人気具合と推定できます。
ここからはOMDSに対する想いですが…。
元々は携帯性の良さ(小さいので物理的に価格もリーズナブル)、センサーの小ささのデメリット(暗所ノイズ)を抑えられる強力なIBIS、各所シーリングとSSWFによる耐候性が玄人受けしていたんですよ。
加えてPENシリーズも女子受けするようになって、あの頃のOLYMPUSはホントに良かったんですが…。
そこにまだミラーレスを出してなかったNikon/Canonを持てなくなってきた人達から強力なAFや連写性能・超望遠レンズを求める声が高まって、E-M1ⅡやE-M1Xが出て来た様な覚えがあります。
ただ、幾らコンパクトなシステムでも望遠レンズ…特に鳥を追うような…となるとレンズ自体は大きくならざるを得ないし、それがOEMなら尚更と。確かに換算2倍にはなりますけどね。
で、そっちに注力した結果、PENの方が少し疎かになったイメージが未だにありますね。
PEN-Fで挽回しようにもコスト掛けすぎて高額になって、人気はあったけど実際は想定していたより売れなかったようで…。
そもそもあの当時でも小振りな単焦点も古くなってきて、Ⅱ型の登場を期待してたんですが…これが全く動きが無くて…。
自分みたいなMFTのリーズナブル且つコンパクトさを求める層には響かなくなっってしまったかなと。
十数年もの粉飾決算が取り沙汰されて、企業イメージも下落しましたし。
と、いうことで出直してる感じなのですが…今の所はまあまあ…ただ、どっかの企業先に行けるかどうかとなるとまだまだ難しい感じかな。
頑張って欲しいとは思うけど。