いつもの慰霊イベント。参加国も凄い多かったらしいけれど…。
これはこれとして…犠牲者にはご冥福を(‐人‐)
ふと気が付いたのは、70年前の今頃、普通に暮らしていた人達はどんなことを思っていたのかなーってこと。
「ねぇねぇ、いまどんな気持ち?」ってやつ。
祖父祖母に聞いてみれば良かったかな、もういないから聞くに聞けん。
両親も70前半なので戦時・戦後直後の事はあまり知らないし、母親が進駐軍の話…と言っても1つのことを何度も言うだけなのであんまり(‘∀`)
どうも個人的には、どんな雰囲気だったのかとか、なんか忌避してきた気がする。
その辺りはうーん…空襲や原爆投下後の無残なシーンを見てきたからかな? 見ておくべき事だと思うんだけど、今で言えばシリアやリビアの虐殺された現場写真とか、アルカイダやISの動画とか…か? 因みに生きたまま焼き殺される動画は見てません(‘A`)
まぁ、はだしのゲンのマンガにしろ実写にしろ、人間同士が殺し合ったあととか、酷い死に方をした悲惨なシーンは心に深く刻まれます。
個人的に、自分の身の回り以外の事に関心を持って来たのは多分小5か6の頃。東西冷戦の最中にある事、最悪核戦争になって人類終わるかも知れないだとか。はだしのゲンのアニメ版もその頃見たと思います。
それでもまだ、当時はロス五輪で東側が出なかった事に気が付きもしませんでした(中ソ対立で東側なのに中国がアメリカ側に付いていて参加していたのも気が付かなかった要因かも)。
はだしのゲンより酷い事が核戦争になったら起きる…としたらまぁ凄い恐怖を感じたモノです。
当時はそうなるから「戦争は悪いんだ」の論調一点張りで、確かにそれはそうだけど、ならば何で戦争したのかというと当時の軍部が悪いんだとか、その程度だったように思います。
今、開戦から敗戦に至る原因を探るとしたら、やはりそれ以前にあったことの流れからになりますね。
それは書くと長くなるので話を戻して…敗戦直前の気持ちとか雰囲気の事。
うーんと…首都を含めて主要都市が軒並み空襲や艦砲射撃で壊滅状態にさせられて、沖縄がやられて、広島に新型爆弾が使われた…。
今の制空権・制海権に対する考えが当時の普通の人には無かった事を考慮しても、本土上空に敵機が大量に現れて絨毯爆撃される状況に、表には出さずとも「これは負け戦じゃないか?」とは感じた筈です。
しかし本土決戦で敵を撃滅…だとか、一億総玉砕を大々的にやろうとしてましたから、「まだまだ戦える」とは思っていたとも。
ただ、頭の中で本土決戦・一億総玉砕ってどんな感じになるか考えなかったのかな?
何せ竹槍ですよ? 酷いよw
でも考える人もいた筈です。ちょい待てと。
主要都市が軒並み破壊され海と空も押さえられたとしてもゲリラ的に戦える…しかし、ゲリラ戦ではそもそも撃滅には至らない気がするし、爆弾1つで街が丸ごと吹っ飛ばせるような相手に、どうやったら勝てるのか?
それにみんな玉砕したら誰もいなくなる。もしも奇跡的に鬼畜米英を追い払えたとしても、いったい何が残るのか。
「そんな事が本当に正しい事なのか」
しかし負けたら鬼畜な米英に何をされるか分からない(もう爆撃されまくってるけどね)。
どんな殺され方をするんだろう?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
だったら、「それなら死ぬまで戦ってやる!」
うーん…こんな感じですかね?
これは別のブログでも書いたけど、シリアの何れかの勢力に属する人の場合、「負けたら何をされるか分からない」という不安が大きかったのでは無いかと思います。
特にシリアのアサド政権側…アラウィ派の人達としては、イラクのフセイン政権のスンニ派なバース党員がイラク戦争後にどうなったのかを近くで見ている以上、やればやるほど負けた時の報復に恐怖するあまりに現体制の維持に固執してしまうんじゃないかと言われてます。
そして長崎にも新型爆弾が落とされて、玉音放送を聴くことになるんですね。
宮内庁で公開されているので、気になる人は聴いてみましょう。
負けた…何されるんだろう、どうなるんだろう…。
でも、「とにかく終わったね(´・∀・`)」
こんな感じ?