K-3Ⅱ / HD DA35mm Macro Limited
(付属フードは擦れやすそうで高そうなので、58mm→62mmステップアップリングと八仙堂の62mm標準メタルフードをお試し装着中)
Lマウントの3本目は、シグマのContemporaryラインの中で産まれた、Iシリーズの内の1本。
ちなみにIシリーズのためにフルサイズミラーレス買った様な物なので、やっと念願の1本目って感じです。
大きさ的にはフード込みで、ウェポン化したFA31mm Limitedあたりかなと。
このIシリーズは、元々SIGMA fpのキットレンズとして作られたコンパクトな45mm DG DNが人気を得て(?)、シリーズ化されたもので、最近のフルサイズミラーレスの交換レンズに見られた大口径で高画質・高質量な流れから、少し口径を小さくしつつてコンパクト化しつつも高画質を目指した……で合ってるかな?
ミラーレス専用設計で、コンパクトで高画質を維持するために、カメラボディで収差補正が出来るところはさせて、出来ないところををレンズで補う手法を積極的に取り入れてるので、あんまり収差でどうこうということは無いはず。
(ArtラインでもDN付きは多少そうしている筈)
特にコマ収差は凄い…よく補正されてますね。
LUMIX S5 / SIGMA 35mm F2 DG DN
ゴーストなんかは普通に出ますが、フレアでどうこうまでは起きないかな。
LUMIX S5 / SIGMA 35mm F2 DG DN
最短近く解放で。最短近くのピントは中央から外れると甘く…薄いヴェールを掛けたようにも見える。寄りまくったときのFA50mmF1.4とかA50mmF1.2もそんな感じだったような。
後ボケはグルグルに(少し騒がしく)なりがちだけど、ボケそのものはとても良いと思います。
この辺りの描写のクセはクラシカルといっていいかなと。
(この辺りはフォトヨドにも書かれてるw)
何となく、コンセプトはPENTAXのLimitedレンズに似ている。
ちょっと違うのはLimitedは収差を敢えて残す程に官能性を重視していて、Iシリーズは出来る限り収差を抑えての高画質、高解像を目指して+αの遊び心を持たせている点かな。
て事で35mmF2 DGDNは、最短(27cm)では周辺が甘くなるらしい。
35mmF2だと最短は30cmでも普通かと思うけれど、あえて残した3cmに、シグマの遊び心が垣間見える…気がする(‘∀`)
レンズ構成:9群10枚 最短撮影距離:0.27m フィルター径:58mm
最大径×長さ:70×65.4mm 質量:325g 絞り羽根:9枚