中古で入手したレンズ。
直ぐに八百富でK-1Ⅱ記念価格が出て、ちょっとショックだったのは気にしない。
PENTAXのAPS-Cの標準ズームの決定版。
F値が変動するズームですが、特に現行機の様に「高感度に強い」カメラボディであれば問題なっしん。
今までは猫撮りの室内風呂撮りを考えて、DA★16-50mmを使っていました。
しかしSDMの挙動がイマイチで、時間に余裕がある時・個人で撮る時でなければ使えない(^_^;)
撮影を頼まれた場合や複数人での旅行では持ち出せ無いのです。
今月の送別会に撮影スタッフを頼まれ……で、購入に至りました(‘∀`)
これとKPを合わせて、送別会の撮影をするつもりにしたので、KP用のバッテリーグリップも購入しました。
取り敢えず的に試写した感じでは、HDコートだけにクリアな写りと悪くないボケ。
ワイドはDA★16-50mmよりも歪曲収差が良く抑えられてる印象。
うん、これならKPと合わせれば送別会の撮影イケるかな。
HDDA16-85mmとKPとなるとグリップはLが良いかと思いますが、個人的にはMでも平気ですね。Sは厳しいと感じます。
F13 1/100 18mm ISO100
F8 1/800 35mm ISO 200
なんでもそつなくこなす、ちょっと便利な焦点域の標準ズーム。
多分に現行APS-C用の標準ズームの中では、一番にクリアでシャープな画質を叩き出し、比較的扱いやすくてステップアップには一番お奨めのレンズ。
逆光にもかなり強い。
このレンズには多分に因縁がある。
以前はロードマップに同じ焦点域の★レンズが予定されていたことがあったけど、K-5ⅡとK-5Ⅱsも発表されたた2012/9/11のHDコートの発表の後から非★になった気がする。どのタイミングかは失念したけど。
ここからは個人の想像でしか無いけれど、ローパスレス機のK-5Ⅱsが思っていたより売れて、K-3以後のカメラボディにはローパスセレクター搭載になった事もあり多分にシャープネスを優先した標準ズームレンズのリリースが急がれたからかも知れない。
F値変動で「価格を抑えて」且つ「コーティングの妙も借りてシャープな高画質を達成させよう」という方向性に変更された結果の出自なのではと思う。
それでもこのレンズはHDコート発表から2年の時間(2014年/10/30発表、11/21発売。K-3Ⅱ発表の直前)を要していているが(^_^;)
登場時のデジカメWatchのレポートでは筆者の主観が入ってるとは言え「隠れスター」と呼ばれる可能性もあると書かれるほど。
16mmスタートなのでフードは嵩張り気味で、これより可搬性を取るならDA18-135mmでこちらは旅には良いけど画質は少し落ちる感じ。単独行なら16-85mm、複数での行軍なら18-135mmがいいかなと。
あとフィルター径72mmは初めてらしくフロントレンズキャップが新規製造で指掛かりが良くなるように改善されていたりする。
レンズ構成:12群16枚 最短撮影距離:0.35m フィルター径:72mm
最大径×長さ:78×94mm 質量:488g 絞り羽根:7枚