沈胴式ズームでもありK-S2のキットレンズ「smc PENTAX-DA 18-50mm DC WR RE」の単品売りバージョン。
K-S1(ムーンシルバー)に付ける標準ズームとして良さそうだったので、発売日に購入してみました。
とにかく、レフ機用標準ズームとしては最小、最軽量のレンズ。
その特徴を活かした持ち出しをする事で、活躍するレンズです。
・とにかく小さい、軽量。
K-S1とだと700g台前半に収まります。
その分以前のキットレンズより少し暗いF値だけど、最近のカメラなら大丈夫。
・この価格でHDコーティング、円形絞り、DCモーター、簡易防滴(WR)
その分コストを削れるところは全て削って作った感があるほどに、よく見るとチープな感じ。
・「DA 18-55mm WR」と「DA L 18-55mm」ほどの差別化が無い
先に書いたように、単品版でもかなりチープ。緑リングはシールだし、印字の色も銀１色。
マウントもプラ。
・付属のフードは微妙
無骨すぎる感じになるので、八仙堂の広角メタルフード(↑の写真)に変更。
・繰り出した時の全長は、DA18-55mmとほぼ同じ。
光学系もレンズ径以外は変わっていない感じなので、写りもそれに準じるかと。
・フォーカス制御は電子式
なので、電源入れないとピント合わせが出来ない。ミラーレスみたい(‘A`)
こういうのもQSFというのはどうなんだろうか。慣れないとＭＦ操作はし難い。
総じて言うと、本当に機動力や手軽さ重視で使う標準ズームという感じです。
撮影重視で無いけどズームが欲しい旅行などには重宝するはず。
ただ、画質はキットレンズなので、スナップするなら、もっとコンパクトで写りの良い単焦点を２つ３つお供にした方がいいですね。
雨天だったら出番あるかな？
遠目からの見栄えは、収納時はなかなか良い。繰り出し時はなんとも(‘∀`)
最近のDA35mmF2.4とかの撒き餌に相当する造りなので、レンズ単体を手に持ってじーっと見る向きではないですね。
レンズ構成：８群11枚 最短撮影距離：0.3m フィルター径：58mm
最大径×長さ：71×41mm 質量：158g(フード込み165g) 絞り羽根：７枚
2015/4/17 入手
