smc FA50mm F1.4が生産完了となったようです。
HD版は出ないのかなって思っていたのと、最近フォトヨドバシでレビューしていたので、『やっぱいいよねーFA50』なんて思っていたら直ぐにこんな事に(´・ω・`)
あのレビューは予兆だったのかな…。
smc FA50mm F1.4はかなり前に購入していて、当時は良く使ってました。今でも時折持ち出す事もある可愛いレンズです。
Limitedレンズが売りのPENTAXとはいえ、そのPENTAXを長く支えてきた6群7枚・変形ガウスタイプの50mmF1.4というレンズは、ある意味PENTAXの伝統とも思っていたので、終わりを知った時は暫く思考停止でした(‘A`)
と言ってもその前は6群8枚だったようですが。7枚のは65年頃から?
細かい修正や外観の変更、AF化とかを経ても基本的なレンズ構成は変わらずに約58年もの間…いやー凄い。
そういえば…多分にHD化あたりを機に、ピントリングに少しトルク感を持たせるように作っているようです。RICOHになってから変えたんでしょうね。
この辺り、写真好きが多いRICOHでは直ぐにやれば出来る事をしてきたんだなと思いますし、そういう事をしてこなかったHOYA時代、株式会社としてあったPENTAXや旭光学時代からの「このままで良いんだよ」という保守的な驕りの様なモノが醸成されていたのでは。歴史の長さを考えると良くありがちな、凋落を招いた原因ですね。
そのRICOH傘下の1部門になると、今度は外から見るだけでは中で何をしているのか全然判らないし、直ぐに出来ない事を言い出し始めたりと、
この先大丈夫なのか? と思わせるのがRICOHさんは上手なようです(‘∀`)
実際、大丈夫じゃ無いんでしょう。
世情の変化に開発・生産(する体力)がついていけない状態が続いている様に感じますから。使う方がそう感じてしまうだけでも商売としては良くないかと思いますが違うんですかね?
こんなグダグダになるなら辞めちゃった方が良いんじゃないかと思いますし、好きでPENTAXを使っていたとしても(懐に余裕があるなら)他社のカメラを使い出すようになるのも当然の流れです。
もうジリ貧ですよね。小手先を変えたところで何をするにも必要なモノが無いようですから、この流れは止められない。
DA14mmF2.8やDA15mm(銀)の時は仕方ないなで済む程度でしたが、メーカーの基準レンズになっていたレンズをカタログ落ちさせるというのは、使う側からしたら事の大きさが違うと感じてしまうのです。
smc FA50mmF1.4の役目は終わった気がします。代用としてはHD FA43mm Limitedがありますから困る事は無いと思います。中古もありますしね。
あと、作り続けられない理由があるのかもしれません。硝材なのか何処かの部品なのかは分かりませんが…もしも既に「smc」は作れないのであれば、smcのレンズは順次消えていくと思いますし「コーティングが変わると味も変わる」として当初はHD化しないとしていたFA LimitedがHD化した事にも納得出来ます。
では何故FA50mmF1.4はHD化出来なかったのか。
どういう理由かは知りませんが、出来なかったんでしょうね(´・ω・`)
幾ら評価の高いLimitedと★レンズがあったとしても、それしか無い様なシステムに将来性は感じないです。
一眼レフの撮影体験を得る、または存続させる為だけならそれでも構いませんが。
次のDFA Limitedはあるのか?とか、噂のヘンテコなレンズは気になりますし、これからも好きでPENTAX使っていきますが、今回の事や先のDA★60-250mm、DA★200mm、DA14mmにDA15mm Limited(銀)の終了の件もあって、元々人に勧め難くかったのにより一層勧めにくく…もう完全にマニア向け(´・∀・`)
冬ボでHD FA31mm Limited買ったらPENTAXレンズは一旦〆ようと考えてましたが、これはもう次のフルサイズボディが出ても出なくてもいいように、2台目になるK-1Ⅱ(出来たらJ Limited 01のLX75)追加しておこうと思います。
最後期のピントリングの具合が凄い気になったのでポチってしまったw
フォトヨドの方では確認する限り「販売終了」は5日から確認してますが、ヨドバシ.comではまだポチれたんでポチッといきましたが…その後に「予定数の販売は終了しました」に…。
さて、注文履歴は「在庫の確認をしています」ですが…普段、レンズに関しては商品確保に時間は掛らないのに時間が掛っているようなので…間に合ったのかどうかドキドキです。
入金確認から4時間後に「確保」となりました。あとは届くの待つだけ。