キャンペーンのバッグ欲しさと、高感度の画質、エントリー?機を手にしたことが無いからという理由でポチッてしまった、ユニークなデザインのデジタル一眼レフです。
メーカー曰く、スマホからの流入層に最も選んで頂きやすい標準的なモデルに…というコンセプトのカメラだそうな。
取り敢えず、少し弄った中で気が付いたこととか。画に関してはまだですが…。
先ずは特異な外観。
いやはや、デジタル一眼レフとしては凄い小ささです。EOS-Kissには負けるんでしょうが、アレも相当小さいですよね。
感覚的には大きなデジカメ…うーん、触った事がある中では、マビカに近い感覚。
デザインは外部に頼んだもの。前面や後面をみると、スマホを意識した大きさにも感じ取れる様な(厚みは別にして)デジタルなガジェット的なモノの上に、一眼レフのミラーボックスとファインダーのユニットを合体させましたーみたいな。
デザイン的には好みがはっきり分かれそう。
グリップは親指置く部分へのパーツとかのおかげで、浅いながらもしっかと持てます。
LEDを使ったボディライト。
こんな感じ。
なんかこれも色々言われているけれど、リコーの腕時計にはLEDライトが内蔵されたモデルもあることを思うと、もう少し使い道を増やすことが出来れば楽しくなりそうなんだけどなと感じます。
PENTAX拘りのファインダー。
なんとK-3と同じファインダーです(視度調整のあたりは違う)。
ただのエントリークラスでは無い位置づけなのか、PENTAXとしてはその名前にもなったファインダーに拘りがあるのか…多分前者かと思いますが…。
K-3に慣れきった様な人には普通に見えてしまいます(‘∀`)
付属ストラップ「OST-132」の改善
確かK-5Ⅱ/K-5ⅡsからK-3まで、OST-132というストラップが付属品として同梱されてきましたが、中国製というだけならまだしも、PENTAXロゴの刺繍、その他諸々「フラッグシップ機の付属ストラップ」と言うにはあまりにも酷い出来で恥ずかしいくらいでした。
勿論使ってません(´・∀・`)
で、K-S1にもOST-132が付属していますが、どうも良くなっています。
上がK-3に付属していた中国製OST-132、下がK-S1のOST-132。
上のがパチモンに見えてしまう…。
袋越しに調べて見ると、どうやら中国製からフィリピン製になったようです。
ただ、今回もこのストラップは使わないと思います。
K-S1にはハンドストラップのが似合いそうなので…。
押し込まないとポップアップしないストロボのボタン。
左手に持つ側がスッキリしすぎて、何かに当たりやすくなる→意図せず立ち上がらないようにする為の工夫かと思います。
最後に見易くなったフォント。
リコーのデジカメでは使われていたフォントが、やっとPENTAXにも搭載されました。
うん、とってもいい感じです。
元々リコーはフォントにも強い会社なので、自社(というか親会社?)の良い物を取り入れていくのは良いことかと。
で、全体的に見ると「よりRICOHっぽくなったPENTAXのデジタル一眼レフ」という印象です(゚∀゚)
K-3を見れば、その指向は変わってないなと思いますが、より良い向きに修正がされてる様な。
1ダイヤル機なので、K-5Ⅱ/K-5ⅡsやK-3の様な使い勝手の良さは無いです。
エンプラボディで防塵防滴では無いのでダストリムーバルやAF音は室内では目立ちます…特にこのAF駆動音はうーん…難しいのかな。
2014/11/17 購入
【追記2015/2/2】
ちょっと前に全然レビューの少ない価格.comにもレビュー投下。
あくまで「コンパクト」さでの割り切りと最後に書いたけど、実際に使ってみて感じた事を少し。
K-3やK-50、或いは春に出るんではという初のバリアン搭載になりそうなK-50後継とも比べて、この僅かなコンパクトさの違いが、実際にバッグに収まり易いか否かをかなり左右する時があります。
特に普段から持ち歩く様な使い方をする場合、レフ機はそれなりに嵩張るのです。だから、見た目は僅かな差でも、実際にバッグに入れる時に大きな差になって来ます。勿論重量も。
これって凄い重要です。
まぁもっとコンパクトなミラーレスやコンデジを持ち歩くのも手ですが(‘∀`)
出来る限りコンパクトに…でも出来る限りはレフ機を…そんな向きにはベストバイになり得るカメラだと思いますので、是非ともK-50後継?に気を取られずに触ってみることを勧めたいです。
ただ、「初めてのデジ一」としてはK-50後継?のが幸せになれる筈なので、そういう人は春まで待ちましょうw
どうでも良いけど沈胴標準ズームは欲しい! …かも。