コシナのペンタックス用マウントの生産終了を受けて、フォクトレンダーは買い揃えて力尽きたつもりだったのに、
カールツァイス、特にプラナーを知っておきたい。
という欲望が沸いてしまって、手にすることになったレンズ。
Zeissと言えば50mmの帝王もいるけど、焦点距離的に被らない事から、こちらを選択。
先ずは凄まじいまでの前玉の存在感、圧力。そして半端のない重量に圧倒されます。
前玉がかなり重いので、ヘリコイドもかなり重いのですが、極薄の被写界深度を扱うには、これくらいで良いのかも。
猫には向かないかなと思いきや、1mは離れていないとダメなのが幸いして、猫の中でも特に神経質な猫には丁度良かったりします。室内撮りだと部屋越し、壁にへばり付くことになりますが…。
大口径なのでご多分に漏れず、開放はピンのとこは微妙なシャープさを残しつつソフトに、柔らかくボケていき、絞っていくとどんどんシャープになってく感じです。
というか、K-5と、さらにこのレンズのおかげで、今まで神経質でいいカットが切り取れなかった猫の写りが良くなった気が…。
レンズ構成:5群6枚 最短撮影距離:1m 最大撮影倍率:1:10(0.10倍) フィルター径:72mm
最大径×長さ:77×62mm 質量:570g 絞り羽根:9枚
2010/11/17 購入
フードは付属の純正。