最初は要するにアラブの春の流れで、Wikipediaによるところでは、ささやかな抗議運動が11年1月の後半から始まったらしい。
それが目に見える形…要はメディアに表だって出てくるのが3月頃。
自分の記事をみていると、アラブの春自体に言及している(興味を持った)のが11/2/22。そんで8月の時点で自分がシリアを気にしだしているのが垣間見える。
はっきり言っておくけど、この2年前の3月から暫くの間はどうしたって自分の国のことの方が心配で、そういう事ばかり書いていた。下手をすれば日本が終わる状態なワケで、外に目を向けるような余裕なんぞ無かった。
しかも実際にはまだまだ「下手をすれば日本終了」な状態は現在進行形だという事を認識しておかないと。
それでも外へ向けるアンテナは必要だろう。日本もあの震災と事故から何かが変わった気がするし、それとはまた別に世界が変わっていく流れはあったから。
んで、リビアの時には戦闘になってしまった以上、シリアでもある程度血が流れるのは良くは無いけど仕方ないのかなと思っていたけど、まさかここまで凄惨な内戦に発展するとは思っていなかった。
リビアの時はEUの協力があった。しかし今回は多分に地勢的な問題もある感じで、昔で言う西側の表だった協力もない。逆に中国なんか政府軍に軍需品売ってるとか…ロシアもわからんし、イランもアレだしヒズボラの名前まで出て来たり。
アラブ連盟も国連もあまり機能しているとは言い難い。
ふと思ったけど、国家の国益を無視してでも非人道的な事を抑止させる機関は世界には無いんだなと感じるわけで、これって国連の存在意義そのものを揺さぶっているんじゃ無かろうか。
やっぱり今の安保理や拒否権て駄目だと思う。もう前大戦から凄い経つし、その弊害も出ているのに廃止とまでは行かなくても制度を見直すべき時期に来ていると思うんだよな…。
ま、前にも書いたことだけど。
とにかく早い終結が待たれるけど、もうここまで内戦が激化すると終結してからの復興には(なかなか進まない日本より)長い時間が掛かるかと思うと、胸がチクチクしてしまいます(´・ω・`)