「幻のK-1」から15年…くらい。
とうとう、「真のK-1」が来ました。
自分がデジタル一眼レフを使う用になったのは、K-7を買った2010/3/26だから、6年1ヶ月と少し。
古くから待ってる人の半分未満の期間しか待ってませんが、やはり「漸く」となります。
様々な意味で「PENTAX」の集大成とも言える代物だと思います。
同時発売となった「HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR」も買いましたし、以前買った「SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM」があるので、広角側以外はズームも取り敢えず大丈夫ですが……。
暫くは単焦点で遊びまくります(・∀・)ゞ
先ずはデザイン。
悪くは無いですが、APS機よりボテッとした感じ。
持ってみて…。
APS機よりは大きく重い。しかしグリップの妙で持ちやすい、扱い易い。
弄る…。
LVや再生ボタンの位置が変更されているので、そこは戸惑うと思う。慣れの問題。
メニューのUIなどは従来のと同じなので、新機能以外は説明書要らず。
ファインダー
頑張った感じが。デフォルトで焦点合ったときに赤く光るのは切り替えしやすいと良いかも。
視度調整レンズが要らなかったのは大きい(APS機では必要だった)。
撮ってみる…。
フィルム機も使う様になっていたので、画角の変化には余り戸惑わない。
画質は…うん、良いと思う。
高感度耐性はかなりキテる。普通に12800が使えるが、猫撮りには3200-6400を上限にしたいかも。
RRS。
確かに解像感が上がる。
かなりISO上げても三脚使えるなら、こいつでノイズ減らす事も出来る。
シャッタースピードを1秒以上とかにすると、三脚使ってても縞模様が出る。1秒以下にすると出ない。
背面液晶モニター
独特のフレキシブル。思っていたより軽く動く。
背面との固定は磁石を使っていて…個人的にはもちっと重くても良かったかも。
アウトドアモニターという機能で、明暗・コントラストを素早く変更できる。
マルチファンクション
何を良く使うかは人によりけりかな? メニューを出さなくても切り替えできる項目は使い勝手ありそう。
総じて
うん。最初のフルサイズとしては良いと思う。
「キチッと撮りに行く」ならこいつかK-3なのかな。
ただ、常にバッグに入れるモノでは無いと思う。
SIGMAの70-200mmF2.8を引っ付けると、勝手にDAとして認識されるけど、これは仕方ないかな?
K-1Ⅱになってから。
K-1Ⅱは本来予定されていたアクセラレーターユニットを取り付けた、本当の意味でのK-1ですね。
K-1からのアップグレードは2018/2/22のK-1Ⅱ発表と同時に告知、受付は5/21~9/30で料金は54,000円でした。
私は暫くはアップグレードせずに使い続けて、8/16日に申し込んできました。2ヶ月待ちと言われましたが実際は1ヶ月半で済みました。
アクセラレーターユニットが載ったカメラの場合、高感度のノイズ処理がアクセラレーターユニットの無いカメラに比べて、ディティールよりもノイズを消す方に力を入れてる様な画が出ます。
ただそれはノイジーなシャドー部などを等倍でよく見て初めて分かる程度のものであって、そこまで気にする程で無ければ逆にDRが上がって(一部の海外の比較サイトではそれが元でアクセラレーターユニット搭載カメラはデータがありませんw)より高画質になるんですね…。
それから4年が経ってますが、画質はまだまだ第一線を張れます。センサーの進化が無い限りは追い抜かれなさそうですね…。
そろそろ後継機を……という話も出ますが、まだカメラとレンズ限定カスタムイメージのファームウェアやったりしているので……速くてもあと2年は掛りそう。
遅くてもK-1からの10年後になる2026年あたりには出て欲しいですね。
2022年現在も、相変わらずのメインカメラになってます。
K-3ⅢやLUMIX S5も使いますが、K-1Ⅱのが画素数も多いですし。
同時に購入したDFA28-105mmや後からDFA24-70mmF2.8も買い足して、何かある時のための用意はしていますが、F2.8通しのズームレンズはやっぱり重い(^_^;)
なので、以前からそうですが、広角~標準域は単焦点レンズで楽しんでます。望遠は軽量なDFA70-210mmF4を用意してますが、100mmマクロもDA★200mmも使いますね…その時々で持ち出す感じで、カメラ本体もそんな感じで気楽にやってます。