樹脂やゴムの保護、つや出し剤の、アーマオールを入手したので、ちろちろ試してみたり。
試したのは、
1.加水分解を起こして劣化しまくりながら何とか形を保っている、MZ-Sの下面のゴムカバー。
漬けてみる。
余計軟らかくなった(‘∀`) パーツ自体の劣化も進行していたせいかも。
2.劣化していないカメラのグリップ部。
ガラスとか透明プラに引っ付くと曇るかもとか書かれているので、そういうところやパーツ間の隙間に入るのを避けつつ塗るために綿棒に付けて伸ばしながら塗る。
特に変わらないが、黒さが増してツヤも出て新品ぽくなった気がする。
3.白くなってきたK-5Ⅱsの縦グリ接続部のコネクタカバーや端子のカバー。
こちらも綿棒に付けて伸ばしながら使用。外せるモノは外して塗る。
これは効果あり。白いの取れて黒さも増して艶やかに。
4.FA35やFA50のゴムなピントリング。
これも綿棒を使って。
灰色ぽかったのが明らかに黒くw まるで新品みたい。
古くて黒いAレンズのピントリングにも塗布してみたけど、これは変わりなし。
5.買った時から加水分解起こしていた、SLIK プロフェッショナル NⅡのハンドル。
これはゴムコーティングの様で、シリコン塗布して誤魔化していた。布に付けて伸ばしつつ…そしたらザラザラし始めてしまって酷い状態に(´Д`;)
…結果的には、
表面が加水分解を起こしてベタベタしているそのものを保護するにはアーマオールは向かない。
(もしかしたらホンの表面程度だけならなんとかなるかも)
べたべたをなるべくそのままにして何とかするなら、普通のシリコンスプレーで表面を保護して誤魔化す方が良いと思う。
白くなった程度のモノには、アーマオールでいい感じになる。
て事でした。
極薄く使えば、カメラ本体やレンズ鏡筒のつや出しにもなるけど、あんまりギラギラさせるのもアレかしら…アーマオールは乳状なので、つや出しだけなら普通にシリコングリスを布に付けてフキフキするだけでも良いかも…すぐ取れちゃうけど。
とにかく、面倒くさいけどゴムなところにはたまに手入れして劣化しないように気を付けたいですね。
三脚のハンドルのゴムコートはどうにもならくなったので、無水エタノールで全部削ぎ落としてから、ラバースプレーというゴムコートが出来るスプレーを使う事にしました。
結果は大成功(゚∀゚)
これなら新品のハンドル頼むより安上がりだし、もし剥がれてもまた塗り直せばいい。
元々はエアガンのグリップに塗るために10年以上前に買ったスプレー「メディコム スーパーラバースプレー (スモーク…重ね塗りで黒)」なんだけど、薄く重ね塗ると、まるで製品の様なゴムコートになるスグレモノ。
エアガン・モデルガン向けのポリッシュと塗料を作ってる会社のモノで、まだ売ってようです…。
クリアなだけのスマホのジャケットなんかに使うのも良さそう…今度やってみるかな。