何て言えば良いのやら。
本当に巨大な津波はとんでもない…個人的には海の怪物とか悪魔と称されるリヴァイアサンてのは、こういうモノを言うんじゃないだろうかと思ったり。
阪神淡路の時は、倒壊(液状化もあったね)と火事だけでも、アレだけの被害を被った。
けど、倒壊や火災から免れたところもあったし、何しろ逃げる余裕が多少なりともあった。
(それでも、当時の映像とか見ると、やっぱり酷い…)
そう、そこに未だ人がいたから何とかなったし、原発事故も無かった。新潟でもそうかもなと思うし…。
だから復旧や復興も東日本のよりもスピーディだった。
揺れでの倒壊や、火災での焼失なら、財産は消えても人が残る可能性はある。
しかし、あの巨大な津波は違う。
そこにあったモノを全て消してしまう。大きなクチを開けたリヴァイアサンが、巻き起こした渦と共に全てを呑み込んでいくかのように…。
あの渦に巻き込まれて、生還できる確率は…殆ど無い。巻き込まれ無かったから助かった人は大勢いるけど。
当時の瓦礫の山…そして現在の、ポツポツと残る建物以外に何も無い街…。
そんな写真を見ていると、どうしようも無い程の喪失感を感じざるを得ない。
逆にスッキリしたから復興という名の作り直しも着手すれば早いのだろうが、着手する以前の策定段階などでゴタゴタしたりして長引いているって感じがする。
希望と言う光は、記事後半にもあるように、あるにはある。
ただ、その光が霞んでしまうくらいに、この被災から来る喪失感は半端無い。
地元で無くてもそう思うんだから、被災地の方々はもっと感じていると思う。
原発事故も追い打ちをかけてるし…。
時間…凄い掛かるだろうなぁ(´・ω・`)
なんてドズーンと気持ちが滅入るんだけど、そんな時、あるアニメの主人公のセリフが、頭の中でリプレイされるんだ。
バナージ「それでも!」
そう、それでも前見て進むしか無いんだよな(‘∀`)
がんばれと言ったり、ちょっとお金を落とすようなことしか自分には出来ないんだけどね。