去年も書いた9.11ネタ。
元を辿ると宗教対立?とか書いてた気がするけど、結局の所、中東や欧州で度々行われていた戦争とか…ゴチャゴチャしてるんだよな(‘∀`)
それが最終的に第一次世界大戦以降という形になっていったわけで…。
欧州では第二次大戦以降、やたらめったら戦争なんて出来ないぞーな形になっていったけど、それじゃ武器商人儲からん…んでは中東へ…てことか?
そして今も、中東では諍いが続いている。
アラブの春は、出だしこそよかったものの、今では混乱が続く起因になってしまっているなー(´・ω・`)
エジプトの混乱は、端的に言えば民主主義を理解できてない(いつかの読売の記事に「政権交代もあり得る」ことを知らないとか様な事が書かれていた)ムスリム同胞団による政権が勝手やっちゃったからなワケで…。
シリアの内乱は…まぁいろいろと。
蜂起した人達+正規軍から離れたFSA等の最初からの反政府勢力と、そこにアルカイダ系(イスラム原理主義な過激派って言った方がいいのかも)の反政府勢力が追加されて、反政府勢力同士で対立しちゃってたりしています。
一丸となって戦う事が出来ない以上、組織的に機能して航空戦力も化学兵器もあるシリア正規軍(加えてヒズボラも)に正面から立ち向かうのは難しい状況でしょうね。
そうそう、アメリカがロシアの案に飛びついてしまっていますが、個人的には「じぇじぇ?!」ですね。ホントにそれでいいのかなーみたいな。
イラクに対しては(ブッシュ政権時だったし世論も違ったけど)あんだけ攻撃しておいて、厭戦気分が漂ってて議会の承認も…な現状とはいえど、陸上部隊を派遣するわけでも無い、海上からの限定的な攻撃すら出来ない様では、ロシア・シリアにいい様にあしらわれた感が否めないです。
勿論武力を使うのが正しいとは言わないけど、再び化学兵器が使われる事になった場合、今回の判断は失策だったことになります。
(使ったら使ったで、今度こそ軍事介入になると思いたい)
というか、遅きに失した感が拭えないのは、厭戦気分もさることながら、なんとなくエネルギー事情とかも関わっているんじゃ無いかと勘繰るほどです。
あとは、アメリカ自身、世界の警察という大役を続けるには難しくなってきている現状もあるでしょう。
世界の警察として(悪く言えばアメリカンな民主主義の押し付け)の代償が9.11だとしたら本当に皮肉なハナシなワケで。