記事を読むに、バレルの放熱が不十分で命中精度が(多分目に見えて)落ちているって事だろうか。
もともと銃身なんてのは熱くなるのが当たり前みたいなモンで、それを良く現しているのがM2プローニングとかM60等々の「機関銃」の類。
ある程度撃ったら銃身を交換してあげないと熱で変形して曲がってしまい、下手すると暴発しかねない。
ま、機関銃に限らず、銃は一定数の弾丸を撃ったらバレルは交換するんですけどね…。
戦闘中でも…ていうのは機関銃くらいで。
熱の問題は特に薬室内にもあって、フルオート時だけ放熱に有利で機関銃に多いオープンボルトになる様なアサルトライフルもあったりする。
ただ今回の記事的にはこっちの問題ではない様だし。
最近の銃は、バレルの熱問題に関する工夫が施されていたりするモンで、例えばH&KのHK416なんかはバレルを覆うハンドガード部を改良してあったりする。
さて、G36はどうかというと、初期型のハンドガードは如何にも放熱効率が悪そう(´Д`;)
今は改良されたG36A2の筈。
記事中の写真のもHK416のに似た様なハンドガードのA2タイプかな…G36KA2かしら…だし。
だけど、それでも…となると???
バレルの精度か、鍛造時の何かなのか、とにかく製造過程やチェックの時に何かあるのかも知れない。となると記事の通りに一旦止めて、調査しないと…。
環境が過酷すぎるというにしても、AKはもちろんのこと、AR系だって元気にしているんだから、それもちと考えにくいし。
んーむむむ。
光学機器や金属加工では世界のトップクラスの国の事だけにちっと気になる所です。