オールドレンズって結局…

古いから、メンテナンスは必要になる。しかも自己責任で、と思う様に感じます。
そう思わせたのは、フレクトゴン 2.4/35。
手元に来て一月も経たないうちに、絞りの開閉が不安定になりました(´・ω・`)
今の時代は便利になったモノで、大抵は先人がネットにその情報を置いてくれています。
非常に有り難いですし、全文検索を広めたGoogleの功績はやはりすげぇ。
てことで、詳しく知るにはググりましょう。
で、フレクトゴン 2.4/35は結局分解しなくくちゃいけなくなったので、今日分解したけど…。
どのレンズでもそうだと思うけど、分解・清掃のポイントは、無理をしない事。
レンズの飾り環とかカニ目が必要なトコロは異様に力が掛かりますが…。
ここで言う無理というのは、自身の技量や器用さを超えるような作業の事です。
自分の場合は、絞りの分解とバルサム張り直しとかは無理。
レンズ修理を紹介してるサイトを見てても、こりゃ無理かなと。
で、ここが駄目なレンズは諦めるか、そもそも(どんなに安くても)入手しないこと。
今回のフレクトゴン2.4/35は絞りの動きが不安定(最初は良かった)なので、レンズ清掃も兼ねての分解だったけど、前玉の光軸調整のイモビスに手を付けないと外れなかった。
肝心の絞りは構造自体は平気だったけど、どうにも動かしてみると汚れた羽根同士が引っかかりあってる感じ。
なので、挑戦したくない絞りの分解はしないで、羽根の見えてる部分を綿棒+アルカリイオン水のクリーナーで優しくフキフキ→反対の綿で優しく乾拭き…を繰り返したらかなり動作が軽く(゚∀゚)
あとは普段お目に掛からないレンズの内側面を掃除して、組み直して完成。
光軸ずれはあるかも知れないけど、ファインダー見た限りでは感じなかったのでヨシ(゚∀゚)
こういうメンテナンスを愉しむか、手間と考えるかによって、オールドレンズに対する見方って変わってきますね。
勿論、良くも悪くも現代のレンズには無い描写とか、現代でも使えるか…てのが第一だと思うけど。
絞りの分解やバルサム張り直しとか…にまでは手を出せないまでも、自力でレンズの内部まで清掃できるのであればオールドレンズもイイモノだと思うけど、やっぱり面倒くさいです。
かといって、SuperTakumar 55mmF1.8やREVUENON 45mm、RIKENON 45mmなんぞは手元に来てから一度も分解が必要にな程の状態にはなってないし…。
結局の所は新しくてメーカー修理に出せるレンズがあるワケだから、手間を考えたら新しい現行モノの方が良いんだろうな。
ペンタの16-50と50-135のSDMには泣かされていますが…昨日ピックアップリペアサービスへ。
ま、新しいレンズは素人ではとても分解なんて出来ませんしね…。
この辺りは好き好きあるから使う本人が決めることだろうけど、個人的には無理してまで使うモノでは無いってトコロですかね。
まぁもう1~2本くらいはM42が欲しいあたり、全然懲りてないワケですが(‘∀`)