ボーナス払いで2倍テレコンと共にポチった、iシリーズで欲しかった最後の1本。
K-3Ⅲ / HD DA35mm Macro Limited (1/25 F5.6 ISO-400)
45mmF2.8ってのは、広角寄りの標準レンズだけど、昔はパンケーキレンズで良くあったスペック。
画質では高画質に振ったF2シリーズには負けるとはいえ、必要充分な高画質だし、携帯性ではこちらが一段上です。
シグマfpのキットにもなっているが、LUMIX S5にもフィットする。
デザイン的にはとても良いが、Limitedシリーズを使っていると統一されすぎてる感がある。
これはLimitedシリーズの方が尖りすぎているだけかも知れないが、バッグの中のレンズを覗き見ずに取り出す時はフードの形状・大きさだけで判断するしかない場合、ちょっと判りにくい気がする。
(判りにくいと感じたら触るだけで判別出来るような工夫を自前で用意した方がいいかも)
90mmDGDNと同じくステップアップ55-58mmに58mmの標準メタルフードに変更。フード先端に付けるキャップは62mm。
操作感は他のiシリーズと同じ。
画質・描写の傾向は、24mmF3.5や90mmF2.8と同じで、最短付近の開放ではシェード掛ったような感じになり、後ろボケがとてもイイ感じ。前ボケは頑張ってるけど悪くない程度。
LUMIX S5 / SIGMA 45mm F2.8 DG DN (1/60 F2.8 ISO-4000)
あとフリンジも出ますね。
LUMIX S5 / SIGMA 45mm F2.8 DG DN (1/50 F4 ISO-6400)
しかし、1段絞ればキレイに無くなります。
焦点距離にしては最短撮影距離は短くて結構寄れるし、最大撮影倍率も0.25倍とクォーターマクロなので、この点も良いですね。
元々はシグマのContemporaryラインとして、またfpのキットレンズとしてリリースされ、人気を博した事からiシリーズが立ち上がった……だったかと。
それまで鏡筒の造りにも拘った小振りな単焦点をシリーズとしてラインナップしていたのは、PENTAXのLimitedレンズやOLYMPUS(現OMDS)のPrime、パナライカ位しか無かった。後はあってもMFだったり。
個人的にフルサイズミラーレスに手を出さなかったのは、そういうレンズが無かった事が一番の要因だったと思う。
確かにここ一番では画質重視のレンズは使う(欲しい)けれど、それ以外の時、普段から使うレンズに重厚長大なレンズは必要無い。
でもこのレンズが出てから、これがシリーズ化される様ならフルサイズミラーレス買って使ってみたいなと思っていたら本当にシリーズ化したので今に至ると(^_^;)
iシリーズは他に20mmF2、24mmF2があるけど全部買い揃える気は無いかな。
DFA21mm Limitedでも感じるけど20mm前後ってちょっと広すぎて使いにくいし……24mmも先にF3.5の買ってしまったから…。
レンズ構成:7群8枚 最短撮影距離:0.24m フィルター径:55mm
最大径×長さ:64×46.2mm 質量:215g 絞り羽根:7枚