PENTAX K-7雑感

何となく書いてみたくなった。
しかし夕方には修正。
先ずは
悪いところ
ISOの常用範囲は400-800まで
1600以上はかなりノイジーになる。ただし手振れ補正のおかげでシャッター速度が1/10sec程度なら何とかなる(望遠の200-300mmくらいだと手持ち撮影には1/100secは要るけど)。
K-xの場合、常用で1600-3200もいけるぽいので、その辺なんとかならないかな。
AFのクセはウンコな気が
どんなAFだか知らないが、色的に単一な場所にAFを合わせると、100%迷う。例えば壁や天井など。んで他メーカー品と比べると遅い気がする。
さらにライブビュー時のAFがコンデジのコントラスト方式になるのだが、このAFになると非常に遅い(‘A`)
ライブビュー時のAFは切り換えることが出来るが、ファインダー時と同じAF方式にすると、AF動作中は一時的にライブビューが見れない。


逆にいいところは…。
電子水準器
ファインダー内や上部の液晶部、ライブビュー時には精細なのが液晶モニタに表示出来る。何気に便利。
自動水平補正、構図微調整
ボディ内の手振れ補正機能を応用したもので、これらはかなり便利。
グリップ感
CADからクレイモデルを作成、更に実際に触って手で微調整、そこから起こしたグリップの感触はかなり良い。軸に角度を付けて配置したフロントダイヤルもなかなかで、リアと共に樹脂コーティングしてあって触りやすい。
防塵・防滴のボディ
多少の雨の中なら傘さしつつ程度で、別にカメラに防水対策を施す必要は無い。DA★の防塵・防滴や、WRの簡易防滴がついたレンズと組み合わせればフィールドでの強さを発揮できる。
バッテリーの持ちが結構良い
これはなかなか…。
ファインダー視野率100%
やはり見たままに撮れるのは微妙とは言え大きい。
マグネシウム合金ボディ
とコンパクトさも相まって、凝縮された質感が味わえます。
そして、良くも悪くもとれるところ
コンパクト
下手すると小指が余るくらいのグリップ。自分の場合指が短めだが太めなので、小指が半分余る(‘∀`)
これ、女性の手にはかなりしっくり来るんじゃ無かろうか。
ボディ内蔵型手振れ補正
あまりシャッタースピードを気にせずに撮れる手振れ補正。中望遠までなら1/10、200mm以上になると1/100位あたりでいいので、常用ISOが低めでもそんなに気にならない。
レンズ内蔵型と違い、ファインダーに反映されない。
この機能を応用した自動水平補正や構図微調整機能などは特筆に値する。水平出しにくいクセのある人には嬉しい。
ただし、これを使うと手振れに使う分を使われ、手振れ効果が弱まるので、手振れの激しい200-300mm以上の望遠にするときは、自動水平はOFFのがいいのかも。
レンズ側に手振れ補正を付ける必要がないため、レンズ自体のコストが下げられるので、是非とも純正レンズのラインナップを増やしい欲しいところ。
純正交換レンズ
純正レンズは比較的コンパクトにまとまっているのが特徴。
DA★や評価の高いFA Limited、さらにデジ一用として開発されたコンパクトなDA Limited等、魅力的な単焦点レンズが多い一方で、これ一本で取り敢えずOKな高圧縮ズームレンズ、例えば18-125~200あたりとかが無いです。昔は18-250があったらしい(´・ω・`)
画質は落ちるかも知れませんが、フィールドに強いカメラにレンズ交換の手間の掛からない高圧縮ズームは相性が良いと思うので、純正で欲しいところ。防滴防塵でw
DAレンズに搭載されてる、AF後にMFの様にピント調整できるクイックシフトフォーカスはかなり便利。
ラインナップの充実を急いで欲しい所だが、それだけの体力がHOYAにあるだろうか。
総評するに、AFの変なクセさえ把握していれば、中級機として遜色ない気がします。
ただし、エントリー向けながらも後発のK-xの方が、常用ISOが高くAF速度が良好な気が(迷うクセはそのままです)。
最初に買うデジ一はなにがいいかと言われたら、個人的にはAFの事もあるので、SONYのエントリーモデルを薦めるかな…。
で、クセとかひと味違うものが欲しいとなったら、PENTAXのK-x、その次にK-7て感じでしょうか。

投稿者: しらいし じゅん

趣味に奔る人ですε=ε=ε=┌(;゚∀゚)┘

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