ちなみに、STS-135(OV-104:アトランティス)が、STS最終ミッションになるので、スペースシャトル全体としては、まだあと1回は飛ぶんだけど。
ちなみにOVいうのはオービターから来てるかと。スペルはorbiterだけど。
STSはSpace Transportation System。
エンデバーは比較的日本人が良く乗ったとwikipediaにはあるけど、確かにそんな印象だなぁ…。
元々は事故で失ったOV-099:チャレンジャーの代替機として、滑空実験機だったオービター1号機、OV-101:エンタープライズ(なんとスタートレックの「エンタープライズ号」の名前を付けて欲しいと言う手紙が多数届いた為、そうなったらしい…調べていて知ったw)を改修するよりは、スペアパーツで組んだ方が安上がりということで作られたとのこと。
個人的には大して変わらないと思うがw
だからナンバーも一番後だし初飛行も1992年と結構新しい…。
最後は今回のSTS-134で、計25回打ち上げられたのか…ふーむ。
アトランティスはSTS-135で33回、ディスカバリーは39回か…とまぁ、エンデバーは他の先輩達よりちょっと少ない飛行回数で終わってしまうけど、まぁ仕方ないかな。
スペースシャトルは宇宙往還機として、ISSやハッブル宇宙望遠鏡を運ぶのには有利だった。
だけど、スペースシャトルは熱圏(80~800km)までしか上がれなかった。
これは要するにアポロで月へ行ったみたいな事が出来なくなってしまった事も意味していたと思う。
ただ、ISSが一段落(要は長期滞在をするようになり、ロシアは元より、ヨーロッパ・日本等による輸送手段も出来た)したから、次のフェーズに移るには良い機会だったのだろう。
シャトルの次はアポロの正常進化のようなMPCV:Multi-Purpose Crew Vehicleというのが担う事になったみたい。
MPCVは多目的宇宙船で、STSの様な物資運搬能力は無いけれど、長期滞在可能なユニットを組み合わせれば、火星に行く事も出来る可能性があるとか。勿論月もいけるでしょうね…。
アメリカは再び本気で遠くへ行こうとしているのだと思う。
シャトルはその足がかり(ISS建設)の為の物だったのかもしれないし…。
前にも書いたけど、それでもシャトルの代わりになるようなのがあった方が良いと思うんだよなー。
日本がやってもいいと思うんだけどなぁ…。んでローコストな往還システムを作れてしまえば…なんか夢が近づいた気がしてくるんだけどねぇ…。
無理かなぁ…こう、震災や原発事故でにっちもさっちもなら、実現出来そうな夢の一大プロジェクトとか起こしてもいいと思うんだけどね。
ま、とにかく、お疲れ様でした!エンデバー(・ω・)ゞ