テーザー銃で撃たれたグラフィティ少年が死亡、米フロリダ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
テーザー銃って、実は日本にも発売当初かなんかに輸入されてきたことがあります…てのはセキュリティグッズも扱うエアガン屋さんで実物見たからですが。
ほんと最初の数日だけ銃刀法に違反するかどうかの判断が無かった状態だから、これはダメと言われる可能性があるので、販売する側は身元が分かってて信頼できる客だけに売ってましたけどね。
まぁ、直ぐにダメとなって回収されました(゚∀゚)
針が金属製で、金属を撃ち出すてのがダメな理由だったと記憶しています。
そりゃ通電させるんだから…。
非致死性武器という事で、欧米の警官なんかが使う事が多くなり、12番ゲージの中に収まるタイプも開発されてると言うことで、結構人気?の武器ですが、そりゃ勿論「やり過ぎ」たら死んだり後遺症が残ることもあるみたい。
テーザーガンは特に死亡例が多いらしい。何となく理由は2つあるかなと。
第一に、多分に撃ち込む場所が不味いのかも。
一番当てやすいところが胴体なので、もし心臓近くに着弾してれば…それと、被弾者の体質やら何やらも関わってくるでしょうし。
なので過剰だったり必要以上の放電をすれば…ね。
第二に、テーザーガンが使われている国では「非致死」だからと一部の警官が横暴に使う事が多いからでしょうか。
拳銃だと当たれば相手は必ず死傷するから使うときには覚悟が必要ですが、テーザーガンはそれより遙かにお手軽に使えるわけだし。
それに今までのスタンガンに比べて距離を取って一方的に相手を攻撃できるので、きっと必要以上に楽しく使ってしまうんでしょう(゚∀゚)
ノンリーサル系は例えば暴徒鎮圧用のゴム弾とかあるんですが、これも至近距離では危険で、結局「打ち所が悪いと死ぬ」んですよね…。
なので最近では、「低致死性(レスリーサル)武器」と呼ぶようになっているとか。
殴打武器の警棒やブラックジャックだってそうそう人を殺すほどでは無いけど、急所に何発も叩き付ければ死んじゃうワケだから、基本的には武器を使う人間の問題だとは思う。
けれども殴った後の様子は感覚的に分かりやすいけど、スタンガンなんかはどうすれば死んでしまう程になるのか分からないってのもありそう。
てのはさておき。
結局のところ、これ落書きしてて見付かって、逃げようとしたから撃たれたんだよね。
こんな事くらいでテーザーガンで撃たれるとは思っていなかっただろうし、現場で何が起きたか(放電時間とか)分かんないし、警官もまさか死んじゃうとまでは思わなかったんだろうし…(‘A`)
なんとも残念な事件。
リミッターとか無いのかしら。