12月16日投開票の衆院選に向けて、新たな「第三極」が形成される可能性が高まった。滋賀県の嘉(か)田(だ)由紀子知事は「原発ゼロ」を旗印にした新党を結成する意向を固め、27日午後の記者会見で正式表明する。衆院選には出馬せず、知事のまま代表に就任する方向だ。脱原発の理念で一致する国民の生活が第一と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党(脱原発)」も嘉田氏の新党に合流する方針で、28日にも発表する。みどりの風も合流を含め連携を目指す。
「嘉田新党」も含めた4党の合流が実現すれば、日本維新の会やみんなの党とは一線を画す新たな勢力が誕生し、政党乱立の様相を呈していた第三極は、大きく二つのグループに収(しゅう)斂(れん)することになる。
嘉田氏は26日、滋賀県庁で記者団に対し「(公示まで)日がないので、早急に関係者と調整している」と述べ、3党との合流に向けた協議を行っていることを示唆した。
嘉田氏の新党には、音楽家の坂本龍一氏ら「原発ゼロ」を支持する複数の文化人が賛同者に名を連ねる。
国民の生活が第一の小沢一郎代表は26日の記者会見で「嘉田氏が新党をつくり、もし呼び掛けがあれば政策や主張を検討して対応を決める」と発言。脱原発の亀井静香幹事長も「政策、理念で一致する政党と一緒にやっていけばいい」と語り、合流に前向きな考えを示した。
一方、みどりの風には、新党に合流はせず、「原発ゼロ」で賛同する政党が衆院選比例代表で「統一名簿」を作成する連携のあり方を目指す意見がある。亀井亜紀子共同代表は26日、「参加する各党はそのまま残る形で、衆院選のために連合体をつくれないか話し合っている」と述べた。
嘉田氏は平成18年7月、滋賀県知事に初当選し、現在2期目。原発依存を徐々になくす「卒原発」が持論で、今月20日の会見では、維新代表代行の橋下徹大阪市長について「同じ方向を向いていた仲間を失った感じがする」と失望感を示していた。
意見やら持論やら目指すモノが違う者同士がくっつくには、互いの話し合いの中で妥協点を見付けていくことになるワケだけど、普通に考えて時間が掛かるわけで…野田首相があの日、衆院解散をさせたって言うのは、第三極が大きな勢力になる前に選挙してしまう思惑もあったんだと思う。
もう時期的にリミット一杯で、結局記事のタイトル通り、AチームとBチームが出来てきたようだw
第四極じゃないの?
個人的には太陽の党頑張れるか期待してたんだけど、なんか呆気なく維新と合流、維新も受け入れるために言うこと変えてみたりとか…。
その時点で「ああ、民主党と一緒じゃん」と、今は冷ややかな目で見ています。
しっかし…この政治家達っていうのは、本当に国民の為に動いているの?
旧来からの政党も非現実的な政権公約を謳っていたりするし。
マスゴミも第三極を連呼してて、いい加減に聞き飽きた。
自分はかなりの冷ややかな目で選挙関連の報道見ているけど、今回はそういう人が多いんじゃ無いだろうか。
さて、ねよねよ。