NikonのMF時代のパンケーキ。
AF化したらパンケーキじゃなくなってしまった(´・ω・`)
マウントさせてるFEは未整備品。
こちらもニッコール千夜一夜物語 – 第六十夜 で紹介されていますので詳しくはそちらへ。
コンパクトでしっかり写る。千夜一夜ではガウスタイプと書いているけれど、この手の光学系はダブルガウスとも言います。
Nikonではダブルガウスがガウスと呼ばれるようになったとありますね。
この(ダブル)ガウスタイプが出たのは19世紀の終わり頃。かなり歴史のある光学系だけど、他の光学系含めて、現在のレンズの殆どは過去に開発された光学系から手を加えられて発展してきたようなものだから、現行のレンズにだって息づいているわけです。
特にこのガウス系は比較的最近までのレンズなら、40~58mm辺りのF2より明るい単焦点レンズに使われてる事が多いです。前群を変形させた変形ガウスタイプも多いですが。
ただ、最新のレンズは…コーティングの進化でレンズ枚数増やせるようになったせいか、ゴチャゴチャしてて分からん…(^_^;)
手持ちの現行品だと、PENTAXのFA50mmF1.4が代表的で、レンズの光学系は1975年に発売されたSMC PENTAX 50mmF1.4から変わってません。もうすぐ50歳ですw
と、出来が良ければ長寿になるガウスタイプのAi-S 50mm F1.8ですが、これも写りが良くて、何よりパンケーキサイズというコンパクトさで人気を博したと思います。マウントアダプター付けてもコンパクトとか。
ただ、マウントアダプターでLUMIX S5に付けた場合、かなり周辺減光が目立つ。F4か5.6まで絞らないと…な感じ。
うーん。ほぼ同サイズのM50mmF1.7はここまで周辺の落ち込み酷くなかった気がするんだが…。
レンズ構成:5群6枚 絞り羽根:7枚 最短撮影距離:0.45m 最大撮影倍率:0.15倍(1:6.6)
フィルター径:52mm 最大径×長さ:63×27.5mm 質量:170g