smc PENTAX DA35mmF2.8 Macro Limited

35mm判換算で53.5mmの標準レンズ。
等倍マクロも搭載しているが、レンズにかなり近づく必要があるので、現実的には「凄い寄れる標準レンズ」な使い方かな。
マクロというよりは非常に汎用性、可搬性の高い標準レンズです。
が、普段はDA40Limなので、あんまし使ってなかったり。
マクロ機能が付いたためにピントリングの回転角度が大きくなり、その分AF速度はちと遅い…その分正確に合わせてくれてる気がする。
50cm~∞までのフォーカスリングの回転量がとても短いので、寄っていない時はMFがシビアかもしれない。

どちらかというとクッキリハッキリ写す感じ。焦点距離の近いDA40Limとはまた違う感じがする…。
絞り羽根が円形では無いので、絞ったときの光源ボケには注意。
常用はDA40Limにしているけど、寄って撮る可能性がある場合はコイツに切り換えて持ち出す感じです。
あと、この写真のようなモノ撮り用にも活躍しています。
この写真以外、レンズの写真の殆どはこのレンズで撮ってます。


レンズ構成:8群9枚 最短撮影距離:0.139m フィルター径:49mm
最大径×長さ:63×46.5mm 質量:215g 絞り羽根:9枚
2010/07/05 購入



2014/06/12 追記
4年も経つんだな…。
モノ撮りには相変わらずこれを使う事が多いです。かなり解像力が高いので、敢えてそれを求めようという時にはこのレンズとローパスレスのカメラを使う事になります。
銘柄の前方にMACROを刻んでいないので、控えめなマクロ主張になってますが、それは1:1で撮るのにレンズの前玉付近まで寄る必要があって難しいだけだからかもしれません。
F2.8というのもマクロならではで、最近のF2以下の非マクロレンズに比べれば暗めですが、最近のペンタックスデジタル一眼レフは高感度に強くなっているので特にレンズの明るさで困ることは無い筈です。
新しいHD版は新コートと円形絞りの採用で、もっと良くなってるのかなと思うとゾクゾクしてしまいます。
FA35とその後継的なDA35があるけど、あちらはフィルム時代からの柔らかな描写が残る銘レンズ、こちらは現代のデジタルに対応した解像力とレンズギリギリまで寄れる事が特徴。
描写の違いは明らかなので、お好みで選ぶと良いと思います。ブツ撮りメインならこちら(今ならHD版)で間違いないです。

投稿者: しらいし じゅん

趣味に奔る人ですε=ε=ε=┌(;゚∀゚)┘

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