少なくとも政治の力では原発事故は収まらない気が(´Д`;)

昨日付の記事ですが、何いってんだかな。
首相辞めろとはもう言わない。この時期辞めたら、今ですら底辺に近い日本の信用度は奈落の底に落ちるから。
辞めろとは言わないが、考え方を改めてもらいたい。
原発事故を収めるのは現場で命懸けで作業している人達であって、政治が出来るのは彼等へのサポート(支援とか後片付け、後始末…)にすぎない。
何かが足りないなら手配して、何かが出来ないなら出来るようにしてあげる。そういう事を先ずやらないと。
勝手に「74式ならブルドーザーぽいのも付けられて、気密性もあるし、活性炭フィルター使ってるし」と、74式戦車持ってきても、老朽化で気密性は失われてるし、もともと地面を削って簡易的な壕を作るだけの装備では、大きな瓦礫は撤去できないらしく、結局あれ放置状態になっているとか。
強力な照明装置があるから、それを活かした運用が適切らしいが、そのような指示も無いとか。
「半端な知識だけで勝手に上から指示」をしたところで、無駄だというのがまだ理解できていないようだ。
極めつけはやっぱりヘリ視察でしょうけどw
なんで聞こえのいい「政治主導」で、こういう失態を繰り返すのか、それはあくまで政治の力だけで物事を強硬的に解決しようとしているからだ。
そこに関わる国民の様々な声の内、耳に入るのは自分たちに都合のいい事だけ。
悪く言えば中途半端な強権政治とか、楽観的独裁政治。
で、この非常時にですらそれを貫こうとしている。上手く回るわけが無い。
原発事故に関しては、今すぐ政治主導から、現場主導にシフトさせて、政府は現場活動を円滑に行えるよう、最大限の支援態勢築く事に切り換えるべき。
政府がやる事は山ほどあるはずだ。
というか、現場の意見や要望を聞き入れて、その為に政治主導というのならばまだ納得のしようがあるがw
それに廃炉までに10年は掛かる。
ならばもう、これはきちんと一本化した体制を作るべきで、無尽蔵に「なんとか本部」とか「なんとか対策本部」とか作って細分化するという、無意味に省庁や大臣増やしたりするような、平時にやっても批判が増えるような手法が今更通用するわけ無かろうが。
「聞こえのいい政治主導等という強権政治なぞ通用しない」と、好い加減に気付いて欲しい。
もうそれも出来ないほど精神すり減らしちゃったのか?
救助活動してる自衛隊員や放射能の危険に曝されながら復旧作業してる人達に比べたら、そんなわけ無いだろう。
国のために命を賭すのは政治家冥利というモノでは無いのか?
腑抜け過ぎるにも程がある。
で、そんな政権を見ていたら、周辺国の食指が動いたりしてもおかしくないんだよね。
それが本当に心配。