【安全神話は】東電は事故リスクを無視、政府事故調の最終報告書【当の昔から無いお】

まだ報告書読んでないけど。
安全神話の崩壊という言葉が使われるようになったのは何時の頃からだろう。新しくは無い事だけは確か。
例えば2000年に起きた集団食中毒から相次いだ雪印の不祥事。
自分が生まれていない1955年にも似た様な事件を起こしていたのにも拘わらず、再発防止策に不備があった要因もあって、起きてしまったらしい。
北海道を代表するような企業があっと言う間に窄んでいき、今では往時の見る影も無い。
10年経っても、結局メグミルクはうちの家ではあんまり買わないし、もうほんとバターとかマーガリンしか買ってない(‘A`)
まぁ腐っても競争原理のある業界だから、こうなって当然なんだけどね。
東電はそんなこと無いから、いくらでも胡座がかけそうで羨ましいというか憎たらしいというか。
とにかく、その頃には安全神話の崩壊という言葉は使われていたと思う。危機管理という言葉も使われていたはずだし。
だけど、日本の世情は何故か安全神話に囚われていく。危険だ危険だと言いながら。
そんなことがあるわけが無いという屁理屈が通じなくなったと個人的に感じたのは、阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件、トドメは9.11だった。
想像でしか無かった惨状がリアルに伝わってきた阪神・淡路。
世界初の毒ガステロとなった地下鉄サリン。
未だに敵国の侵入を許したことの無い国で起きた、9.11。街の象徴的なビルや国の防衛の要とも言うべき施設に突っ込んでいく航空機。まるで映画の1シーンの様に崩れ落ちていったWTCビルを見てて「自分だけは大丈夫」だなんて思えなくなった。
結局は人事なのか、それともマスゴミに煽動されて忘れちゃってるのだろうか?
どうにも危機管理をしているように感じない社会の中で生きている気がする。
なんで有り得ない様なことが現実の物となったのを見ていながら、原発が3基も立て続けにメルトダウンするような事故が起きてしまったんだろう。
原発は危険な要素がある事を忘れてしまっていたのかもしれない…。
危険神話が崩壊していたわけだ。自動車にだって纏わり付く危険神話。だからシートベルト義務化やエアバッグが普及したし軽自動車も少し大きくなった。死亡率は減ったけど、かえって安心したのか事故自体は増えてる気がするけど。
それこそ驕り昂ぶりだ。
利益を求めすぎて大事な事を忘れた結果、新潟県中越沖地震で得た教訓や対策は遅々として進まず、もたもたしている間に震災に遭うことになった。
なんかそう思っていると、また何か起きそうな気が…(‘A`)

投稿者: しらいし じゅん

趣味に奔る人ですε=ε=ε=┌(;゚∀゚)┘

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