その気迫に

北京オリンピック女子柔道78kg超級、塚田対トン・ウェン。
地元選手への大声援にも負けずに会場に伝わる掛け声があった。
その気迫のこもった声に、熱く感じるものがあった。
ああ、この人は全てを賭けて戦っているんだ、と。
この対戦相手を倒すためだけに、ここまで来たんだ、と。
残り11秒。あと11秒。
しかし解説の篠原が言ってたように、前に出て攻め続けた事に、悔いはないと思う。
ただ、対戦相手もあの瞬間を狙っていた。
結果に悔いは残るかも知れないが、彼女の集大成に相応しい試合内容だったと思う。
普段のTVの向こうからは滅多に届くことのない、熱いものを届けてくれた彼女に、取り敢えず。
お疲れ様(´∀` )