【どの程度】機関銃データ改ざん5千丁 防衛省、住友重機を指名停止【性能満たしていないのかな】

ありゃー(´Д`;)
住友重機のお知らせからのpdfによると、
12.7mm(ブローニングM2のライセンス品)
バレルの耐久性能試験で規定不足を改竄
発射速度の規定値の不足でも合格を出して納入
7.62mm(国産の74式車載7.62mm機関銃)
発射速度試験で規定不足だったのを改竄
発射速度試験で射撃停止(ジャムった?)したのに調整も再試験もせずに合格させて納入
22年度から発射速度の規定を満たすために改造を施したが、防衛相には了承許可得ず
5.56mm(FN MINIMIのライセンス品)
命中精度の抜き取り試験してなかった。
その他
部品の受入検査・中間検査・完成検査等において、損傷等があるのに合格として納入。
いずれも「特定年度において」となってるから、どうなってるんだか…多分全然やって無かったクサイ。
で、ちょっと調べてみると、様々なメディアに登場したことのある銃火器のデータベース、MEDIAGUN DATABASEFN MINIMIのページに面白い記述があった。コメントも興味深いですね。
安全性は確保されてるらしいですが、うーん。
機関銃はどうしても国産品は駄目なイメージって、もしかしてこの事だったのか…。
何十年も適当かましてたって事ですよ…これ。
表沙汰になりにくかったのは、前記サイトの62式(74式車載も含む)のページにある記述が関係していそうです(´Д`;)
取り敢えず機関銃ってバリバリ撃てればいいとは思うけど、精度の良さはスコープ付けての単射も出来たりする(ちっと前までの狙撃距離の世界記録がブローニングM2によるモノだったし、フォークランドでもスコープ付きのM2がイギリス軍を苦しめた等々ある)ので、全く必要性が無いワケじゃ無いわけで。
最近は機関銃にドットサイト装着も散見するし。
ただ、そういう事を知っている人が製作現場に携わってこなかったってのはありそうだなー。
まぁ他のタービンやら射出成形機はまともに作ってるんだろうから、比較的小さな機関銃もちゃんと作ってきて欲しかったですね。