APS-Cの対角線長は28mmてことで、APS-C真の標準と呼べる画角のレンズです。
実はペンタックス純正でも、この画角の単焦点を待ち望んでいたりします。
以前はありましたよね…たしか。
開放からピンの所はシャープ。ボケは自然に優しく。絞った時にはキレのある画を叩き出します。よく分からなくても、何かが違うということは解るくらいです。
コシナのSLR用カールツァイスの紹介ページで唯一ハイエンドと記していることからも、かなりの実力を持ってるようです。
室内猫撮りなら、一段絞ってF2.8辺りが美味しい感じですが、この辺りから画角が広すぎるかなと感じてきます。
FA31Limに近いので、無理して買うレンズではないのかもしれませんが、やはり開放付近の描写が違う事(多分に軟らかさの残し方がFA31Limのが強い)は頭に入れておくべきかと。
真の標準なんだから使い易いと思ってたけど、どっこい難しい感じがします。
要は慣れの問題かと思いますが。
レンズ構成:8群10枚 最短撮影距離:0.24m 最大撮影倍率:1:4.7(0.21倍) フィルター径:58mm
最大径×長さ:65×70mm 質量:530g 絞り羽根:9枚
2011/01/18 購入
フードは八仙堂の標準58mm