個人的には多分最後のコシナのKマウントレンズ。
まだ21mm、50&100マクロがあるけど、もう良いでしょう(‘A`)
多くの標準ズームレンズのワイド端なので、画角で途惑う事なく使えます。
特徴的なのは、やはりこの異様に出っ張った前玉周りと、それとは対照的にコンパクトな他の鏡筒という形状。
写真の付属のフードは逆付け出来ますが、レンズは持ちにくくなります。
フード逆付け状態でレンズの方を持とうとすると、どうしてもマウントの根元を持つようになってしまい、誤ってリリースボタン押しそうになるので注意です。
インナーフォーカスになっていて、前玉は移動しないように見えます。その為かどうかは知りませんが、ヘリコイドの感触は、他のカールツァイスレンズよりも軽く感じます。
また比較的軽量かつ重量バランスが良いのか、見た目に反してかなり軽々と扱えます。振り回しやすいので何かにぶつかりやすい気もしますがw
肝心の画ですが…周辺までかなりシャープな描写。DA15Limでは不満だった周辺の甘さも、このレンズなら合格点。
光源ボケとかは開放でも小さいのは仕方ないというか当たり前ですが、ボケそのものは自然な感じで奇麗です。
レンズ構成:11群13枚 最短撮影距離:0.3m 最大撮影倍率:1:12(0.08倍) フィルター径:82mm
最大径×長さ:87.6×59.3mm 質量:460g 絞り羽根:9枚
2011/11/10 購入