この記事の様に産業・技術の維持を掲げるならば、
ユーロファイター。
どう考えても他に無いんですが?
F-22は、買えたとしても高すぎ。F-2みたいにF-16ベースで米国と共同開発…なんてのが一番良かったんだけどね。
F-35はまだ実戦配備されてもいないし、膨らみ続ける開発予算のおかげで、開発に参加しなかった日本は、そんなに安くは買えないと思う。
F/A-18E/F…は、在日のF/A-18配備部隊での整備なんぞは日本企業でやってるようなので、整備や修理の面では融通が利くらしいが、もともと艦載機で余計な装備が多すぎるのと、基本設計が古すぎる。
ユーロファイターは、開発に紆余曲折はあった(F-35も経費が…)けど、実戦配備されているマルチロール機。
欧州機とはいってもNATO仕様、日本独自のアビオニクスやライセンス生産まで認めるなど、かなり「こちらで自由に弄れる」機体。
日本の心神は、先進技術実証機(ATD-X)であって、要はNASAに置いてあるような機体の様な位置付け。次世代戦闘機の国産化の為の下準備であって、心神自体は2016年の開発完了を目指しているけども、ここで集められた技術を使ってやっと作り始めるんだろうから、これをベースにした国産戦闘機が生まれるのは、まだかなり先の話になる気がする。予想では2020年代半ば。
うーん。
アメリカとの関係強化を考えるならF-35でも良いとは思うが、既に充分な関係強化は出来ているし、出来る限り早く配備したいならば、ユーロファイターしかないと思う。国内で全て生産できる点も美味しい。
対ステルス戦闘機とはどうかな…とは思うけど、F-22には及ばないまでも、性能向上型Su-27へのアドバンテージはかなりあるというし。
心神からの実用機が生まれるまでの国防、防衛産業の繋ぎとするならば、やはりユーロファイターが一番良いと思うんだけどなぁ…。
つうか年内にほんとに決められるのか(‘A`)?
でも、これ以上先延ばしするとマジで国防の面でヤバイです。
もし決まらなかったら、政権与党は売国奴って言う記事を書きそうですw