もう、冷却系がダメになった時点で、さっさと廃炉を前提に動いていれば、もう少しはまともに復旧作業できたんじゃ無いか?
首相は原子力に詳しくても、そのリスクについては無知だったみたい。
IAEAの40km地点での土壌の汚染度の報告は、これは国際的な圧力も感じるけど、対して日本政府はどうして大気中の濃度に固執するのか。
どのみち土壌がどんどんと汚染されていては、「ただちに健康被害は無い」のならば、終息までに長期間を要する以上、徐々に避難せざるを得なくなる。
混乱を招きかねないからと言う意味でああいう発言をするのは間違いだ。
今となっては、近い将来、段階的に避難していく必要性があることを暗に言い回した、政局にかまけている時と同じ、透明性の無い発言にしか聞こえない。
何故正直に「これからも引き続きモニタリングを行いますが、もしもの時に備えて、後で混乱せず、粛々と避難が出来るよう、前もって準備しておく事をお願いします」とか言えないのかなと。
そうすりゃ自治体主導でさっさと準備できる所もあるだろうし…。
あんな言い方するから、準備がままならず病院に患者や医師が取り残されたりしたんだしさ…。
何が政治主導なんだか。
前々から思っていたけど、これは政治主導では無くて、政局主導。
結局パフォーマンスだけじゃないかと。
いくら何でも民主党政権がここまで使えないとは思ってなかったし、これは民主党を選んだ国民一人一人が猛省すべきかもしれないのだが…さすがにここまでとは…。
このあまりにも凄い後手後手対応からして、危機対応力が無いし、この期に及んでも、だらしがない。
もうこの際、こういう政府は見限ってしまっていいと思う。
復興は地方自治体(支援物資やボランティアの手配等)、自衛隊、民間企業による連携体で。
原発問題は、IAEAや米仏の原子力企業の指示の元、米軍、自衛隊、協力企業とでやっちまった方がいい。東電や原子力保安院は余計なこと考えずにデータだけ彼等に渡してればいいんじゃないか…。
その方がいい気がしてきた(‘A`)
ほんと、頼んますよ…。