PENTAX K-3 Mark III Monochrome

 買っちゃいました(゚∀゚)
 最初は買うつもりが無かったんですが…。

 ただ、モノクロセンサーを搭載したデジタル一眼レフって、後にも先にも…先はわからないか(^_^;) とにかく唯一無二のカメラです。

グレーでの「Monochrome」が印象的に感じます。


 現行品で他にモノクロセンサー使っているのはライカ位ですが、庶民には手が届きにくいです。
 そんな中、たまたまリコペンが何とも言えない感じになって、これからもレフ機を作ります宣言しての第1弾K-3Ⅲに続いての、モノクロセンサー版。
 モノクロ好きな人にとっては僥倖でしかないですよね。しかも一眼レフの交換レンズが使えるわけで、レンジファインダー機では諦めていたようなレンズが使えるんです…などなど、云々かんぬんと、フォトヨドバシの熱いレビューを読んでしまったら買うしかないわ(^_^;)

 こんなのK-7以来ですね。到着するまでのwktkも凄かった。

HD FA31mm Limited(銀)と、SIGMA L-mount用1.4倍テレコンも同時購入。
HD FA31mmのシリアルがかなり若くてビックリでしたw

 ヨドバシで買った理由の半分はあの記事のせいですが、そもそも直販サイト限定のマットブラックはなんかレトロに振りすぎな気がして嫌だったので、梨地(縮緬)塗装の通常版を選んでいます。
 案の定というかなんというか、NikonのZfの塗装もマットブラックできましたよね…あれはあれで良いなと思います(‘∀`)

K-3Ⅲシルバーと。うん、差別化できて良い感じ。

 そいえばSILKYPIXではRAW対応してないんですよね(´・ω・`)
 ライカのモノクロには対応出来てるから、その内のアップデートで扱えるようになると良いかな。


 実際に使った感じは、K-3Ⅲの高い完成度のおかげでサクサク扱えます。
 ただし、モノクロなりの難しさはありますね…何となくですが、コントラストとテクスチャの表現をするのに良いと思いますが、そういうのを見付ける目が未だ養えていないというか。
 ただまぁ、デジタルなので失敗を恐れる事無く、先ずは撮ってみたいモノを撮ってみるで良さそう(^_^;)
 モノクロセンサーですがPENTAXらしくカメラ内現像で色々出来ます。
 調色(調べたら冷黒調・純黒調・温黒調というんですね…)も出来ますし、ノイズ感強く出したい時は粒状感モノクロームなんかも使えます。

 ただ先にも書いたとおりに、対応しているRAW現像ソフトあるのかこれ?

 ちょっと検索したら、カメラのレンズ補正ON、PDCUでシャープネス最低値にして16bitTIFF出力、あとはRAW現像ソフトでシャープネスやトーンを…というのが出て来たので、折を見て弄りたいかも。
 …というかHDMIでモニターに繋げてカメラ内現像でもよさそ…。
 
 あと、欲を言えばの話だけど、KPのサイズ感で出してくれたらもっと良かったような(‘∀`)
 ちょっと大きいんですよね…。


K-3ⅢMonochromeお出掛けセット。LEICAに鍛えられたLUMIXをサブにする因縁の組み合わせ。

 追記ですが…初のモノクロセンサー機といえばLEICA M Monochromeなんですが、これが出た時期が面白いなと思って書き連ねておきます。

 アンケートの結果から選ばれたモノクロ機ですが、これを出す時の動画の話を聞いた限りでは、予てから(言葉にはしてなかったけどかなり前から)何をしてでも解像力を上げたいというカメラ設計側の執念に近い想いを感じたのです。
 これは昔から温めていたのでは…と。調べてみるとK-5Ⅱが出た頃に行き着きました。

 一昔前にK-5Ⅱにローパスレス版K-5Ⅱsを同時に出したのは、直近のX-Pro1(独自ベイヤー配列のX-trans CMOSにローパス化を実現)や、世界初のモノクロセンサーカメラLEICA M Monochromeが出て注目を集めたという背景があったからと思われます。

 今までのベイヤー配列ではローパスフィルターを取り除くと解像力が増す分、偽色やモアレが発生しやすいですが、ベイヤー配列を変えるような事をしなくても絞りや撮影距離の微調整で抑えられると丁寧に説明されていたのが良かったのか、K-5Ⅱsは受け入れられていき、次代のK-3からはセンサー式手振れ補正を流用して擬似的にローパスフィルターとして機能するローパスセレクター機能までつけて、PENTAXはローパスフィルターから完全に卒業してしまいました(^_^;)
 このローパスレスの流れは独自の内製センサーを使うCanon以外の他社にも及んで、今では主流になってます。

 しかし、さすがにモノクロセンサーとまではいかなかった。当たり前ですがニッチすぎますからね(^_^;)
 それでもLEICA M Monochromeの解像力は脅威的だったかと。多分社内でも好きで買った人がいたと思いますが…フォトヨドに残るレビューを今見ても凄い解像力ですから衝撃を受けたはずですし、機会があれば…設計側にはその想いはずっとあったと思うのです。

 その後、ご存知の通りにPENTAXは他社のカメラシステムを追い掛ける余裕も無くなって、LEICAの一眼レフ版ブランドを目指すしか生き残る道が無くなった事が、却ってその機会になりました。
 長らく温めていた案をアンケート結果から勝ち得て、小ロット生産ながら製品化に至った。
 それがK-3ⅢMonochromeだと思います。

 多分、解像力の他にも皆が大好きな「世界初」のモノクロセンサーカメラの座をLEICA M Monochromeに取られて「あっ悔しい」という想いもあったと思います。
 しかし「一眼レフでは世界初」になりました。「一眼レフはPENTAX」の面目躍如といったところですね。

 先に書いたフォトヨドでのレビューですが、カメラに対して複数回に渡りレビューをされる事は余程気に入ったカメラでない限り行われないと思います。
 まさか6回もされるとは思いませんでしたが、それだけのカメラである事は感じられると思います。気になったらポチりましょう!

K-3ⅢMonochromeお出掛けセット、フォクトレンダー版。

投稿者: しらいし じゅん

趣味に奔る人ですε=ε=ε=┌(;゚∀゚)┘

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